Thunderbird 3.0 が重い重い!

もともと Thunderbird は軽いソフトではないのだが、最近、妙に起動がもたつく。具体的には、起動後にしばらくフリーズしたような状態になり、十数秒たって、ようやく操作できるようになる――といった具合だ。

私はかなり前からこのソフトを使っている。実際は、Netscape/Mozilla(!)に付属していたメール機能を使っていて、1.0 の頃に Thunderbird に乗り換えた。よって、2004年からのメールアーカイブがある。その量は数千通で、数百 MB にのぼる。動作がもたつくのも仕方がないか。

軽量化のためにまずやったのは、フォルダの「最適化」。これは該当するフォルダを選択して、マウスの右クリックメニューから行うことができる。

そこで、次に個人フォルダがある D ドライブをクリーンアップし、デフラグをしてみた。しかし、状況はあまり変わらず。

受信・送信メールは基本的に、「ローカルフォルダ」に保存(コピー)している。これが元凶かと思い、「受信トレイ」「送信済みトレイ」の両方に下部ディレクトリを作成し、年ごとのフォルダにメールを分けた。これでだいぶ軽くなった。

なお、上記のようにメールを振り分けた後も、もとのファイル (Inbox/Sent) は残ってしまう。それぞれ数百 MB もあるので消したいが、これには注意が必要だ。削除後、空ファイルを作成しておかないと、サブディレクトリが表示されないからである。