Kinesis の ESC キーが故障した(涙)

あ〜あ、何時かこの日が来ると思っていた。愛用キーボード Kinesis(キネシス)のキーの一つが、反応しづらくなったのである。

このキーボードは、Cherry 社のいわゆる「茶軸」と呼ばれるメカニカル・スイッチが使用されている。今回壊れたのは、それではなく、上部のチクレットキー(いわゆる「消しゴムキー」)の部分である。そこにはファンクションキーや、Kinesis 独特のプログラムキーなどがマッピングされている。見るからにしょぼいキーなので、遅かれ早かれ壊れるだろうと思っていた。



調子が悪くなったのは、左端の ESC キー。まったく反応しない訳ではないが、他のキーより強く押さないと入力できなくなった。強く押すことで症状が悪化し、やがてはまったく反応しなくなるのだろうな…。

このキーボードはアメリカ製らしく、けっこう大味な作りである。よって、もしや自分で直せはしないかと中を開けてみたが、消しゴムキーの基盤はボディに直接貼り付けられており、難しいそうだった。

もちろん、ESC を他のキーにリマップすれば不便はないし、すでにそうしている。しかし、高価なキーボードだけにやるせない気持ちになった。

追記:チクレットキーは、ラバーの底の導体と回路が触れてキーが押される単純の構造である。よって、キーをグリグリ押し込みながら、何となく導体の位置を調整すると、多少は反応が良くなった――気がする(笑)。