SVG 形式とは何か

最近、Wikipedia の画像で SVG 形式とやらが表示されることがある。しらべてみると、XML で記述されるベクターグラフィック言語らしい。ベクターグラフィックというのは、簡単にいうと、拡大してもギザギザがでない形式のこと。JPEG や GIF などはビットマップ(ラスター)形式と呼ばれ、こちらは拡大するとドットが見えてしまう。Wikipedia によると、SVG 形式はけっこう前からあったようだ。


Scalable Vector Graphics

しかし、この SVG 形式は、あまりというかほとんど普及していない。マイクロソフトやアドビなど、他の企業もベクター形式の言語を開発しており、競争のためアプリケーションが対応していないなど理由もあるが、ラスター形式に対してファイルサイズが大きくなってしまうこと、直感的に作成できるソフトが少ないことなども原因としてある得るだろう。

かくいう私も、興味はもったが自分で時間をかけて勉強したいかというと、どうかと思ってしまうのである。Picasa は対応していないし、IrfanView は有償のプラグインを購入しなければならないのもつらい。

なお、"SVG" とは、"Scalable Vector Graphics" の略である。