CDeX から Exact Audio Copy に乗り替え

ここで示した通り、CD のリッピング&エンコードには、ながらく CDeX を使っていた。

とはいえ、LAME MP3 の設定はいいかげん。ちょっと前までは HDD の容量や CPU の性能を考慮して、128kb のビットレートで満足していた。最近は少し調べて、以下のようにそれらしくしている。


CPU占有率
標準
エンコーダ
Lame MP3 Encoder
Version
MPEG1
最小ビットレート
32kbps
Max
320kbps
モード
J-Stereo
プライベート、チェックサム、オリジナル、著作権
チェックなし
音質
Normal (q=5)
オンザフライMP3エンコード
チェックあり
VBR Method
VBR-New
VBR Quality
VBR 5
サンプリングレート
44100

しかし、音源再生中にビットレートを見てみると、これでも可変ビットレートがあまりよく効いていないことがわかった。これを機に、今まで気になっていた EAC (Exact Audio Copy) を試してみたくなった。

調べてみると、CDeX は手軽さが、EAC はエンコード設定の柔軟さが秀でている印象を受けた。まあ、両者ともリッパーにすぎず、エンコーダーは同じなのでたいして変わりはないのだが。

それでも EAC が魅力的に思え、試してみたらかなり気にいってしまった。エンコード設定はデフォルトでも十分よいし、何より LAME のウインドウが表示されるのが格好いい。



EAC 導入の説明は、色々なところでされている(例えばここなど)ので省略する。以下はちょっと迷った点。


DVD ドライブが認識されない
EAC → EACオプション →「インターフェイ」タブの「Win NT & 2000用のクラスドライバ」にチェック
リッピングする時、ディレクトリを自動作成したい
EAC → EACオプション →「ファイル名」タブで「保存するファイル名の設定」で "\" を入れる。例:%C\%N_%T
マルチコアの CPU を活用したい
EAC → EACオプション →「ツール」タブの「取り込み時、バックグラウンドで外部エンコーダにキューを入れる」をチェックし、「同時に[ ]スレッド外部エンコーダを使用する」の"[ ]"に CPU のコア数を入力する。例:Core2Duo の場合 "2"。
freedb が使えない
EAC → freedb / データベース設定 →「freedb」タブで、「E-Mailアドレス」に入力。メアドはダミーでよい。例:foo@hoge.com
リッピング後の確認ウインドウがうざい。表示されないようにしたい
対応方法不明

しかし、今までリッピング&エンコードしてきた CD は数百枚にのぼる。EAC でやり直したい欲求には、どう抗すべきか…。