双眼鏡の魅力

奥が深く、不用意に立ち入ったら泥沼にはまってしまうそうなもの――それが「双眼鏡」に対する私のイメージである。

通俗的な誤りとして、双眼鏡の性能を「倍率」で見てしまうことがある。最高級の双眼鏡でも10倍程度であり、20倍〜100倍を謳うものは、双眼鏡マニアにはバチモンとみなされる。重要なのはレンズ構成やコーティングによる光学性能であり、それらが明さや解像度に表れてくるのである。

とまあ、偉そうなことを言っているが、本格的な双眼鏡は(エントリーモデルですら)持っていない。旅行用に買った下記のものくらいである。



オリンパスの 7 倍の双眼鏡で、4000円くらいで買った記憶がある。同じモデルで10倍のものもあったが、明さでこちらを選んだ。使い勝手は悪くない。

一台でいいから、いつかは「まともな双眼鏡」を手に入れたいと思う。