わがオーディオ事始 4-3(アンプ編)

CD プレーヤーとカセットデッキを揃え、いよいよ音の出口に取り組めるようになった。すなわち、アンプとスピーカーである。ちなみに、それまではどうやって音楽を聴いていたかというと、ヘッドフォンやアンプ内蔵レコードプレーヤーを通じて出力していた。

さて、購入したのは、Marantz(マランツ)の PM-80BL という機種であった。



「オーディオの足跡」にデータが載っていたので、リンクを貼っておく。選んだ理由はあまりよく覚えていない。この頃の単品オーディオは、入門(3〜5万円)、中級(6〜10万円)、高級(10万円以上)とラインナップがわかりやすかった気がする。よって「中級」に位置し、お値段の手頃なものとして選択したのだろう。

入力ソースの数が少なかったり、スピーカーケーブルが付けづらいなど、不満がないわけではなかったが、おおむね満足していたと思う。だが、この機種も購入後10年くらいで故障してしまった(トランジスタの寿命だろうか)。