我 Picasa の軍門に下る

前にも書いたが、WhiteBrowser が便利で仕方がない。その感動のあまり、画像ファイルもちゃんと管理したくなった。

JPEG や TIFF などの画像ファイルの一覧を確認したい時、これまでは IrfanView のサムネイル表示を使っていた。このソフトは動作が軽くて便利なのだが、サムネイルのキャッシュを保存する機能はなく、その都度サムネイルを作成しており煩瑣であった。

そこで画像管理ソフトを色々と探してみたが、悔しきかな、やはり Google の Picasa が一番のようである。前に一度インストールしたことがあるが、あまりいい印象はなかったので、できれば使いたくなかったのである。

しかし、やはり天下の Google(が買い取った)ソフトだけあって、機能は豊富で、インターフェイスは洗練されている。これで無料で使えるのだから、世の中、困ったものである。

さて、Picasa は指定した画像フォルダからデータベースを作成する。画像ファイルの量が多いと、データベースのサイズは膨大なものになってしまう。これは致し方ない。

だが、データベースの保存場所が C ドライブなのはいただけない。Picasa 本体ではこれを他の場所に移すことはできず、リンクを貼って指定することになる。具体的なやり方は下記のサイトが詳しいので、参照されたい。


Picasaのキャッシュ保存フォルダを変更
icasa 3でもキャッシュ&データベースの保存先は可能。

ここにも転記しておこう。


0. デフォルトのキャッシュフォルダは、"C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Local Settings\Application Data\Google" 以下の "Picasa2" と "Picasa2Albums"。

1. Picasaを終了させる。

2. "リンク作成シェル拡張 for Windows 2000/2003/XP 再配布ページ" にて "Link Creation Shell Extension x86版バイナリ(Ver.1.5.2) lnhdrInst.msi" をダウンロードし、インストール。

3. 移動したいドライブの任意の場所にフォルダを作成する。

4. 作成したフォルダに既存の "Picasa2" と "Picasa2Albums" のフォルダを移動する。

5. 他ドライブに移動させた "Picasa2" と "Picasa2Albums" フォルダを、「右クリックで」元あった C ドライブの "Google" フォルダにD&Dする。

6. すると、Link Creation Shell Extention のメニューがポップアップで出るので「リンクを作る」をクリックして、ハードリンクを作成する。

以上。

Windows Vista の場合は、キャッシュフォルダの場所は異なる。またリンクの作成は、上記のようにシェル拡張のソフトを入れなくても、mklink で行うことができる。