シリアル ATA ハードディスクのコネクタ破損

だいぶ前の話だが、SATA(シリアル ATA)のハードディスクのコネクタ部分が壊れてしまった。奮発して買った初の 1G HDD (HITACHI Deskstar 7K1000 HDS721010KLA330) だけにショックは大きかった。



前々から SATA のコネクタは強度が弱いと思っていた。ネットで検索してみると案の定、同じ被害に遭った人が多数いる。こんな脆弱なコネクタの形状を考え奴、ちょっと出て来いと言いたくなる。

さて、こうした故障は、ケーブルを固定するプラスチックがとれただけで HDD 本体はまったく問題がない場合が多い。HDD 内のデータをサルベージするには、SATA ケーブルを裂き、ハンダで HDD の端子に付ける方法が有効らしい。

しかし、SATA ケーブルはけっこう値が張り、また当方のハンダ付けの技術では失敗する可能性が高い。よって、以下のような SATA/USB 変換ケーブルと ATA 電源アダプタで PC に接続する。わざわざマザーボードを開ける手間が省けて簡単である。



HDD 側の端子は剥き出しなので、変換ケーブルには厚紙を入れて固定する。