音楽プレーヤー uLilith
パソコン上の音楽プレーヤーに音質の差などあるのだろうか?
確かに ASIO 対応の有無によって、多少、音質が改善することはあるであろう。しかし、当方が使用しているサウンドカード (ONKYO SE-200 PCI) は、既にカーネルミキサーを通さない回路となっている。よって、ASIO による音質改善は(プラシーボ効果を除いて)望めそうにない。
したがって、音楽プレーヤーは操作性やスキン、プラグインなどが重要で、音質の差はまったく考慮に入れてこなかった。
そんな私でも、別格なのは Lilith。どんな音楽を鳴らしても、なぜか「音質が上った!」と思ってしまう。高度なカスタマイズ性に惹かれて、メインの音楽プレイヤーの座は foobar2000 に明け渡したが、「あふ」などのファイラーから mp3 のファイルを開く時は、Lilith に関連付けをしていた。
さて、前置きが長くなってしまったが、最近になり配布元のサイトで確認したら、Lilith は ver. 0.992 で開発終了となったそうである。
後継の uLlilith は、Unicode に対応した他に、レイヤードウィンドウ対応したことにあって、コンパクトかつ複雑な UI が実現可能になったらしい。デフォルトのスキンですら、十分に格好いい。
また Lilith では、デュアル・モニタ環境でセカンド・モニタに移動することができなかったが、uLilith では大丈夫である。さらに Core2Duo 用のバイナリが用意されているのも嬉しい。