デジカメ用簡易撮影台

最近、電子書籍に凝っている。解体できるものは、前に購入した ScanSnap S1500 でスキャンすればよい。しかし、何らかの理由でばらせない書籍もある。

かつて、そうした本は、フラットヘッドスキャナでいちいち読み取っていた。だがドキュメントスキャナのスピードに慣れてしまうと、もはやそんなことはできない。

そこで、デジカメで本をスキャンするための簡易撮影台を作ってみた。以下のようなものである。



別にたいしたものではない。ホームセンターで売っている余り木(10円!)に穴を明け、三脚の標準的なサイズである四分の一インチのオニメナット(ノックダウンともいう)を打ち込み、塗装しただけである。材料費は200円程度であった。



バランスはかなり微妙で、上記の写真では自立しているが、少し力がかかるとカメラ方向に倒れていまう。そこで(写真では見えないが)三脚方面の端にもオニメナットを打ち込んでおいた。そこに何かおもりを引っ掛ければバランスがとれるであろう。

なお、写っているデジカメはキヤノンの G11 であるが、オプションのリリース(リモコン)はちょっと使いづらい。コードは短いし、リモートでできるのはシャッターのみである。よってズーム等は本体で操作しなければならないのだ。その点では、かつて使っていたニコンの Coolpix E5000 のリモコンの方が良かった(よく操作不能になるというバグには悩まされたが)。