Windows XP のレジストリ設定

前回のエントリーにあるように、SSD 導入に伴い OS の再インストール&設定という不毛な作業に従事している。この労力を軽減させるためには、できるだけ考えないで済むよう、設定に関する情報を整理しておくことであろう。以下では、備忘録として Windows XP の私のレジストリ設定を記しておく。


○ショートカット・アイコンの矢印を消す

概要

ショートカットのアイコンの左下に表示される矢印記号を消す

ターゲット・キー

HKEY_CLASSES_ROOT \ lnkfile

エントリー
IsShortcut
値の種類:文字列値
値のデータ:なし (エントリーを削除または改名する)

○スタートメニュー関連

概要

「ヘルプとサポート」などをスタートメニューから削除したい。

ターゲット・キー

HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorer

エントリー
NoSMHelp
内容:「ヘルプとサポート」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoFavoritesMenu
内容:「お気に入り」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoFind
内容:「検索」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoRecentDocsMenu
内容:「最近使ったファイル」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoRun
内容:「ファイル名を指定して実行」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoSMMyDocs
内容:「マイドキュメント」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoSMMyPictures
内容:「マイピクチャ」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
NoStartMenuMyMusic
内容:「マイミュージック」を無効にする
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=表示、1=非表示
DisablePersonalDirChange
内容:マイドキュメントフォルダのパスの変更を禁止する
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=許可、1=禁止

○シェルと IE の連携解除

概要

デフォルトではシェル (Explorer) とウェブ・ブラウザ (Internet Explorer) が連携し、フォルダウインドウにおけるリンクや Active Desktop などの機能が実現されている。これを解除すれば Windows が高速化するだけでなく、動作も安定する。

ターゲット・キー

HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorer

エントリー
ClassicShell
内容:クラシック表示のシェルにするかどうか
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=無効、1=有効
NoActiveDesktop
内容:Active Desktop を禁止するかどうか
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=Active Desktop 許可、1=Active Desktop 禁止
NoActiveDesktopChanges
内容:Active Desktop コンポーネントの変更禁止するかどうか
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=変更許可、1=変更禁止

○ワトソン博士の停止

概要

Windows ではプログラム・エラーが発生した場合、「ワトソン博士」というプログラムが背後で自動起動する。これはエラーの診断を行なうものだが、一般ユーザーには必要ない。ちなみにワトソン博士に会うにはコマンドプロンプト等で、drwtsn32 と入力する。

ターゲット・キー

HKEY_LOCAL-MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows NT \ CurrentVersion \ AeDebug

エントリー
Auto
値の種類:DWORD 値
値のデータ:0=停止、1=実行