PCM レコーダーを買おうと思った

前に IC レコーダーについて書いた(リンク)が、本格的に PCM レコーダーが欲しくなってしまった。折しも、TASCAM からあたらしい機種が発売されたのも大きい。

予算は2万円台とすると、以下の機種が候補となる。


  • Sony:PCM-M10
  • OLYMPUS:LS-10/LS-11
  • TASCAM:DR-2d
  • KENWOOD:MGR-A7
  • ZOOM:H4next

用途は自然音、会議、コンサートなどで、はっきりいって私にはどの機種もオーバースペックだ。しかし、メディア、操作性、そして音質などは個性があるようで、これがまた、なかなか悩ましい。

少なくとも私にとって、これらの機種の基本スペックにさほど差がない。メモリーが内蔵か外部かも、昨今の安価な状態から選択条件にはならないであろう。そこでネットの評判を集め、また手触りなどを見るために近くの家電量販店に足を運んだ。オリンパス、ソニー、タスカムの大きさの比較は以下のごとくであった。



オリンパスは LS-11 が発売された以上、LS-10 を買うのは気分的に悪い。しかし、LS-11 はまだ高めである。よって除外しよう。KENWOOD は PCM レコーダーとして、まだ詰めが甘いと聞く。ZOOM は面白いがちょっとデカすぎる(笑)。

よって、ソニーとタスカムの一騎打ちとなった。そういえば、高校生の頃、カセットデッキを買う時も TEAC V-5000 と Sony TC-K600(ここを参照)で迷ったなあ。

さて、あくまで個人的なものにすぎないのだが、両者を比較すると以下のようになった。


Sony PCM-M10
利点:値段がこなれいる。デザインが良い。電池の持ちがよい。
欠点:高音が弱い。メディアがSDでない。ボタンが固い。
TASCAM DR-2d
利点:音質が良い。新しい。TASCAM が好き。
欠点:電池の持ちが悪い。SDメディアの相性が怖い。もっと値段が下がりそう。

繰り返しになるが、私の用途ならどの機種を買っても十分である。どうしたものか。

なお PCM レコーダーについては、以下のページの比較が非常に役に立つ。鉄オタおそるべし(笑)。


録音機材 レコーダー(音鉄ページ)