Flexible Renamer のバージョンアップ

フォイル名の一括変換で便利なのは、なんといっても Flexible Renamer 。数年来、使っているが昨年、5年ぶりにバージョンアップしていたのを(最近)知った。



おもな変更点は以下の通り。


u変更履歴
O 機能追加・拡張
n 改善・仕様変更
l バグ修正


2009/10/11
v.8.1


O Windows 7対応(タグ・リネームのファイルプロパティ情報更新)
n ヘルプファイル更新(スクリプト使用例追加)
n スクリプトファイルをUNICODE化
l 不完全な正規表現を入力すると、環境によってアプリケーションエラーが発生する
l ファイル名重複時に自動で連番を付ける設定時、予期せぬ書式で連番が付けられてしまう


2008/3/09
v.8.0


O Vista対応
O UNICODE対応
O VBScript/JScriptのステートメントや関数(組み込み/StrFunc.dll(StrConv/printf)/ユーザー定義)を使えるようにした
O 日本語/英語表示切り替えに対応
O 定型リネームメニューに「数値の整理」と「拡張子の変更」カテゴリ を追加
O タグ・リネームでファイルのプロパティ情報を使えるようにした
O タグ・リネームのミュージックタイプで OGG フォーマット(*.ogg)に対応
O タグ・リネームのドキュメントタイプで Office2007形式、および PDF に対応
O 利用可能なExifタグを追加
O 「グループで表示」に「種類」と「拡張子」を追加
O シャッフル機能を追加 リストヘッダ⇒右クリック
O ランダム数値機能を追加 *
O ファイルサイズを表すタグを追加 \; \:
O 正規表現ライブラリにて肯定先(後)読みと否定先(後)読みがサポートされた(boost::regex v4)
O ショートカットやハードリンクを作成できるようにした
n ファイルリスト直接編集(F2)やフォルダツリー更新(F5)をメニューに追加
n ウィンドウレイアウトをリセットできるようにした
n フォルダツリーを非表示にできるようにした
n ファイルサイズを桁区切り表示にした
n WinXP/Vistaと同じように数値の大きさでファイル名がソートされるようにした
n フォーム上での連番の開始番号、ステップ、フォルダリセットを設定(高度なリネーム/タグ・リネーム)
n ダイアログ表示モードを削除
l 環境によって動作に非常に時間がかかる問題を修正(圧縮フォルダがあるとフォルダツリーの展開に時間がかかっていた)
l タグ・リネームにてグループ化を選択し別フォルダを開くとグループ化が無効になる
l 定型リネームメニューで入力した文字列の履歴が次回起動時に消えてしまっていた
l 定型リネームメニューの「小文字⇒大文字」で拡張子が大文字にならない
l フォルダツリーにフォーカスが当たっているときにF5キー(フォルダツリー更新)を押してもフォルダツリーが更新できない
l WMAのTrackNumberが-1として読み込まれるケースがある

前のバージョンもすでに高い完成度をもっていたが、今回ユニコードに対応したことでさらに使いやすくなったといえよう。