DR-2d 新ファームウェア Ver. 1.01 によるバッテリー測定

先の記事で紹介したように、TASCAM の PCM レコーダー DR-2d のファームウェアが新しくなった。前バージョンはバッテリー(電池)の持ちが悪く、なにかと不評であったが今回はどうなったか。

デジタルオーディオ・プレーヤーとして二、三日使った印象でも、実感できるほど改善されているようだったが、あらために録音時間を測ってみた。条件は前回と一緒である。

結果は以下の通りである(あくまで私の環境での結果にすぎないので注意されたい)。

フォーマット デュアルオフ デュアルオン
WAV 16bit 44.1kHz 6時間33分(6時間03分) 未計測
WAV 24bit 44.1kHz 6時間27分 未計測
WAV 24bit 48kHz 6時間18分(5時間27分) 未計測
WAV 24bit 96kHz 3時間56分※ 未計測

括弧内は前回の値。また「※」が付いているのは、バッテリーが切れる前に SD メモリーカードの容量が尽きてしまったものである。8GB ではだいぶきついようなので、デュアルの測定は断念した。

WAV 16bit 44.1kHz と WAV 24bit 48kHz では、前回に比べて録音時間が30〜50分ほど伸びた。8〜15%ほどの改善ということになろうか。

個人的には満足である。より大容量の SD メモリーカードを購入したら、デュアルの数値も測ってみたい。