Thunderbird で返信時の引用ヘッダを変更する

サンダーバードはこれまで、ほとんど素のままで使ってきた。しかし、3.0 になったの期にアドオンについて少し調べてみた。メーラーとはいえ、色々と便利な拡張があるみたいだ。

特に気に入ったのは、Change Quote and Replay Format というもの。デフォルトでは、メールに返信する際、引用文の前に「〜 wrote:」というヘッダが付く。このヘッダの形式はずいぶんと味気ないし、はっきり言ってダサイと感じていた。上記のアドオンはこれをカスタマイズできるのである。

アドオンのインストールは配布元の以下のサイトからどうぞ。


KAOSMOS WEBSITE - Change quote and reply format

上記のサイトから、changequote-[バージョン数].xpi をダウンロードし、サンダーバードのメニューの「ツール」→「アドオン」→「インストール」で読み込む。

設定ウインドウには、上記のアドオン一覧から行ける。

設定ウインドウの "Replay header" のタブで、"Extended replay header" にチェックを入れると、返信時に引用ヘッダが Outlook 風のものに変わる。より細かく設定したい場合は、"Customized replay header" を使う。その際に使うシンタックス(構文)は、"Help" タブで説明されている。例えば私は以下のように設定した。


-------- Original Message --------
From: %%1
To: %%2
Date: %%5
Subject: %%4

返信ヘッダの変更以外にも、返信時にもともと付いていた添付ファイルを除去することができるなど、なかなか便利なアドオンである。